■ 睡眠時無呼吸症候群の症状と検査・治療 | |
■よくある症状 •昼間の耐えがたい眠気 •頻回の中途覚醒 集中力の低下 •(家族などが気づく)睡眠時の呼吸の停止 •(家族などが気づく)大きな鼾(いびき)など •(家族などが気づく)夜間頻尿(2型糖尿病になりやすくなる) •起床時の頭痛 •インポテンツ(女性の場合は月経不順) •こむら返り |
|
■検査について 睡眠時無呼吸症候群は、日中の眠気等伴い睡眠時中に無呼吸(10秒以上の呼吸気流停止)や低呼吸の状態が1時間あたり5回以上認める場合に診断されます. 睡眠時無呼吸症候群が診察で疑われた方には、御自宅で簡易睡眠検査でを行っていただきます。1時間のうちに40回以上の無呼吸または低呼吸があれば治療適応になります. また簡易検査で1時間の無呼吸低呼吸の回数が40回未満であっても、日中の眠気等の症状が強い方は、脳波などもモニタリングしながら行うさらに精度の高い睡眠検査(終夜睡眠ポリソクノグラフィー)を御自宅でしていただき、治療適応の有無を診断いたします. . ■治療について 重症度に応じて、CPAP装置を使った陽圧換気の治療や、歯科に紹介させていただきマウスピースを使った治療をお勧めしています. また、扁桃腺肥大など外科的治療が必要な場合も、医療機関をご紹介いたします. CPAP導入後も、半年〜1年に1回程度、導入後の送気の設定圧の調整や治療中の経過観察のために、自宅で簡易睡眠検査をさせていただき経過をみさせていただきます. |
![]() 簡易睡眠時検査 ![]() 終夜睡眠ポリソムノグラフィー
|